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2012年12月09日 14:00                 フォトはクリックで拡大 →

 須賀川市を拠点として活動するアマチュアカメラマン【Miyasan】が来宅されました。右写真をわざわざ額に入れて置いていかれました。撮影場所は「熱塩加納村のあららぎ峠」ということです。

しかしながら見事は写真です。何の変哲もない雪山の風景ですが「白」と「藍」のコントラストが素晴らしい。早速、客間に飾りました。

過日、Miyasanの写真を小生ブログに使用させてもらってるお礼をしたところ、ただでは受け取れないとこの写真を持って来てくれた次第です。

 話は変わりますが、「7日夕方の地震」には驚きました。当地域の震度は4クラスでしたが脳裏に刻まれた「3・11」の悪夢がよみがえり5にも6にも感じられました。沿岸部の方々は大きな津波を想像し肝を冷やしたことでしょう。翌日の新聞をみたら「ガソリンスタンドが長蛇の列」の見出し。皆、トラウマになっていることは事実です。

2012年11月30日、20:58

写真はクリックで拡大 →

 昨日の福島地方紙(福島民友)の一面記事は原発事故の除染で出た廃棄物を保管する「中間貯蔵施設の現地調査受け入れが決まったこと」です。

昨年8月に中間貯蔵施設の県内設置を菅直人首相が知事に要請してから1年3か月、環境省は具体的な回答を得られ大変、興奮している様です。

福島県知事はじめ双葉郡町長諸氏の決断は大変胃の痛いものだったと想像します。特に9か所(全体では12か所)の候補地がある大熊町の町長、そして住民みなさんの気持ちはどうなのでしょう?

30年後の県外搬出といっても受け入れる自治体があるでしょうか?「最終処理施設OK」との暗に含みを持たせての調査受け入れ回答でしょうから・・・本当に苦渋の決断だと思います。

今後、大熊町での田植え風景を見ることが出来るのか?。農家は何も悪いことをしていないのに・・・

2012年9月11日 22:01

  右写真は福島県伊達郡【川俣町内の国道沿いのオブジェ】です。去る8月19日(日)に南相馬市の有機栽培農家にお邪魔してきました。その道中で川俣町を通過しました。余りにも印象的だったので車を引き返し撮影してきました。川俣町はコスキン・エン・ハポン2012が開催されるなど国内関係者の中でも有名な街です。川俣シャモをメインにした「焼き鳥祭り」なども知名度が高く、以前より気になっていた地域です。風向きの影響で川俣町山木屋地区などは放射線量が高く計画的避難区域に指定されました。私の若い頃よりの知り合いが山木屋に住んでいました。ご家族のお葬式にも参列いたしました。

 大震災から1年6ヵ月目ということで「新聞・TV・ラジオ」などのメディアは日頃より大きく取り上げていました。しかしながら【復興】という点で大きく変わったことが無かったのが寂しい気持ちになりました。

福島県の人口シミュレーション、2040年には4割減の約123万人まで減少するとの試算!震災前の県人口が230万人でした。そこまで減りますか?・・・・

2012年8月29日 13:54

 今、米国では56年ぶりの深刻な干ばつだそうです。5月上旬以降雨らしい雨が全く無く大豆・トウモロコシなどの穀物値が急騰しています。

先週にはついに市場最高値が付いたそうです。当然その影響が輸入牛肉などに波及してくるでしょう。

 我が玉川村も同様、「雨の恵み」がありません。右写真はお袋が植えた【秋取りインゲン】です。下葉が枯れて溶けてなくなりそうです。これでは実を付けることも難しいでしょう。父の介護をしながらも合間を見つけ野菜を作り出荷しています。それが母の楽しみなのです。

もうすぐ9月とは言え昨日の福島市と会津若松市の温度は35.6℃越えの猛暑日、この地域でも34℃。暑さは気力で我慢できますが百姓にとって雨が無いのは本当に効きます。8月の降雨量は平均値のわずか8%の12ミリ。お隣の石川町が7%の10.5ミリで県内でもワースト一位二位を争っています。

近隣市町村には雨が降っているのに当村上空だけを雨雲が避けて通ります。あ~ うらめしや!これも天災だ。

2012年6月12日 8:47

 昨日で原発事故から1年と3か月目を迎えました。

その様な日に福島地方紙のトップ紙面は暗いニュースで埋め尽くされていました。【新聞とは暗いもの、ネガティブな読み物】と改めて思いました。

■原発事故で三春町に避難していた葛尾村民を乗せたワゴン車が大型トレーラーと正面衝突(右写真)、5人が亡くなりました。眼科医院への通院途中の事故だとのこと。負の連鎖!神はいないのか?

■避難区域に指定されている11市町村で【2万8000人-5年後も避難必要】との記事。これは除染しない場合の政府シミュレーションで、年間被ばく線量20ミリシーベルトを上回ったまま帰還出来ないとのこと。

野田総理!「ふくしま県人」を助けてください。

■またこの日、避難住民の70%以上が【4回以上の避難】を繰り返したというアンケート調査が出ました。6回以上は32%!

私がその立場だったら気が狂っているのかもしれません。

■いま、菅前首相が国会の事故調査委員会で「過剰介入で現場に混乱を招いた」と叩かれています。これも悲しい記事です。東電や原子力安全・保安院も組織として機能していなかった当時、だれが事故収束の道筋を付けたのか?国会議員・・・?野党議員・・・?、ただただ批判ばかりしていた当時を思い出します。

2012年5月11日 19:28

さる3月半ばごろ愛知県のある会社様より電話を戴きました。「弊社であるイベントを企画をしております。その参加賞として福島米を使いたい。復興の手助けになればと考えています。・・・との弁」有難くお受けいたしました。

【捨てる神あれば拾う神あり】とはよく言ったものだ。

商品の発送は着日で5月17日指定。ということは福島を16日に発送しなければいけません。預けている倉庫業者よりお米を引き取ってきて常温に戻し、精米、計量、ラベル貼り、袋詰め、結束などなどと工程が多く、遅くとも5月15日までには商品の準備しなければいけません。

この15日前後は結婚式・お寺檀家の総会・特栽農産物の再申請・農業普及所訪問などの予定が入っていることで作業は難しいと考えていました。よって今週しかないと根を詰めて頑張りました。

イベント成功を陰ながら祈っております、ありがとうございました。

 2012年3月10日 10:54

 東日本大震災は明日(3/11)で発生から一年を迎えます。福島民友紙が【東日本大震災 被害状況まとめ】を公表致しました。犠牲者;15,854人、行方不明者;3,167人という大惨状。福島県人の県内、県外への避難者数合計;160,502人、改めまして被害をうけられました皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。一日も早い復旧復興と皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

東日本大震災被害状況まとめ2012,3,10.jpg

2011年2月22日 22:48

 東日本大震災(3/11)で母屋の床底一部が陥没してしまいました。今年1月までに再度、大きな余震があるとの情報を信じてほっぽっておきましたが、昨日より近所の大工さんが修理工事に入りましたのでご報告します。

この母屋(自宅)は土蔵以上の築年数(100年)を持っていますので壊れても不思議はないのですがここにきての出費は痛いです。

「2.5cm、南南西側に傾いています。嫌でなければ柱から見て、後40年は住めます」とは大工さんの弁。

【地震・雷・火事・親父】とは昔から良く言ったものですが、なぜ一番最初に「地震」が来るのか?今回で本当に身に浸みました。

■ 余談ですが【地震・雷・火事・親父】の「親父」とは台風のことだそうな!。それであれば全部天災ですのですんなり腹に落ちます。

じつは「親父」とは「台風」のこと。 もともとこの「親父」は「大山風(おおやまじ)」といったようです。
 「大山風」とは台風のことで、それがいつのまにか「親父」となってしまったのが真相らしいです。 
最近はお父さんの立場も弱くなってきているので、そろそろ元に戻してもいいかもしれませんね。(雑学、豆知識(トリビア)ブログより)

2012年1月25日 21:06

 本日、近くの建設関係業者に土蔵の解体・撤去を依頼してきました。そして業者の社長に現場(自宅)を見に来てもらいました。

この時点で「土蔵の取り壊し」の契約が成立しました。お袋にも立ち会ってもらいましたが、「築100年目の土蔵が私の代で取り壊すことになるとは残念・・・」とお袋の無念の弁。

私は土蔵の価値をあまり知りませんが、お袋が生きた保冷設備の無かった時代は貯蔵庫として大事な役目を果たしていたのでしょう。愛着の重みがぜんぜん違うことを感じました。

忘れもしない3.11、【憎き東日本大震災】、工事が始まりましたらまたご報告いたします。

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2012年1月13日 20:35

 大震災から早、10か月目を迎えました。 あれから何か変わっているのだろうか?

そういえばこのような俳句があったな!  【内閣に 作ってほしい すぐやる課】

 やっと田植えが終わった!と思ったら炎天下の草取り作業、収穫が終わった!と思ったら寒くなる一方。

 大きく被災した福島・宮城・岩手で仕事を失った人に支払われてきた雇用保険の失業手当の給付が13日から順次切れることになるそうです。給付が終わる人は2月末までの2カ月間で約4,000人。そしてそれからは続々と・・・。

 大震災以降、婚約・結婚指輪の売り上げが増える一方で、離婚を相談する人が増えているそうな。ある民間相談所では4月以降、「被災者の離婚相談が震災前と比べ3倍に達した」とのこと(河北新報)。

 「金の切れ目は縁の切れ目」という昔のことわざがありますが・・・

このごろどういう訳か「ネガティヴな考え方」をしてしまいす。そしてまたその様な記事に興味を覚えます。

寒さのせいでしょうか?いくら暑くても悪いことは考えませんが寒くなるとどうしても・・・

今後は生活保護を受ける人は増えるでしょう、そしてまた仕事が無く受給者はさらに増えると思われます。

失業手当についてこんなことを言った人がいました。

【いつまでも払い続けるのは不同意だが、せめて震災から三年くらいは払ってもいいんじゃないかな、とは思う。
 予算的な理由なら、東電に払わせたらいいのに。っていうか、自分から払うべきだと思うなあ】

よくぞ言ってくれました。パチ・パチ・パチ

2011年11月10日 AM10:01

 明日で節目の8ヵ月目を迎えます。福島県双葉郡8町村から避難している住民のうち、若い世帯の半分以上が、元のすんでいた場所に「戻る気はない」との調査結果が出ました。

その理由として

●除染が困難            ・・・83.1%

●国の安全レベルが信用できない・・・65.7%

●原発の事故収束に期待出来ない・・・61.3%

「戻る気はない」と答えた世帯以外でも、戻るまでに待てる期間は「2年以内」と半数以上が無念さをにじませ回答したとのこと。

福島県人口はついに200万人を切ってしまいました。非常に残念です。

 昨日午前10時ごろ、福島空港に出向いたら国際線チェックインカウンターなども閉鎖されておりロビー全体が閑散としていました。レストラン従業員の女の子に声をかけたら「まだ、開店していませんがどうぞお入り下さい!調理場に聞いてきまーす」と非常に明るい声。このギャップに不思議な気持ちになってしまいました。

そして、明日(11/12)から始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で野田首相がTPP参加判断を下す意向とのこと。

この先【ふくしま】はどうなるのでしょう・・・

2011年7月26日 AM8:41

■福島地方紙にこの様な記事を見つけました。

 大震災から4か月が経過した今、福島県人は「地震、津波、原発事故、風評被害だけではなく【風化】をプラスした五重苦に直面している」。

当ホームページのアクセス数も以前からじわりじわりと低迷しており、以前から何となく疎外感を感じていたこの時期でしたので「この記事」を何度も読み直してしまいました。

記事内容の一部を紹介いたします。

●県幹部が霞ヶ関の中央省庁を回り、福島県の実情とを訴え財源措置を求めたが国の担当者との折衝の中、被災地との思いと強い温度差を感じ疲れ果ててしまった。

●震災直後から7月1日までの福島対象の義援金は144億9434万円、しかしながら6月3日からの一か月間では19億3700万円と大きく低迷。

●ボランティア人数も5月;30,632人→6月;20,501人と激減。 3月-6月で最低。

 もうすぐ「お盆」を迎えます。故郷を東北に持つ方々が帰省、会話する時間が持てると思います。しかし私は「それ以降の風化」がもっと怖いと感じます。 中央圏での物産フェアーなどがどうにか盛況なのは東北を故郷に持つ方々の裏支えではないか?と考えていましたから・・・。

避難をされている方々は「日々の生活のなかですべてに無気力になっておられる方々が多い」とも書いてありました。

その一方では怒号(ヤジ)渦巻く国会、答弁者の声が聞こえないくらいにまた政争・・・【いつになるやら!】東北県民のボヤキが聞こえてきます(ー_ー)。

■2011年6月10日 22:57 

 明日(6月11日)で【東日本大震災】発生から節目の3か月目を迎えます。3か月前の地震当日のブログで、「全貌が見えてきましたらご報告する」と申し上げましたが、あの時の地震がこれほど甚大で、東日本地域の人々にこれほどの苦痛と悲しみを与えるとは全く考えていませんでした。

 本日(6月10日)、共同通信社殿がまとめた【各都道府県被害まとめと交通網の状況】が公開されましたので引用させていただきます。

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6月9日現在、死者数;15,399名、行方不明者数;8,146名 、避難者数;91,418名。

 1995年の「阪神・淡路大震災」時の死者数;6,434名、行方不明者数;3名 と比較してその甚大さがいかほどのものだったか理解できます。 死因の90%が溺死との報道、津波の本当の恐ろしさを改めて知らしめた姿となった。

■東日本大震災には度肝を抜かれましたが、腰が立たないほどビックリした事件がありました。「5月30日に自民、公明両党が内閣不信任案決議案を提出する考えがある」というものです。

誰がこの時期に出すものか?「自公から皆引くぞ!墓穴を掘るぞ!」と思いましたが、翌日、さらに「民主党の一部も同調する」との報道がありました。これには本当に言葉を失ってしまいました・・・。

そこまでのプロセスはどうあれ。そして、とうとう6月2日の本会議で採決に至りました。結果はどうでもいいですけど・・・

 地震研究者は本年11月までに「マグニチュード7.0以上の大地震が再度、必ず日本を襲う」と予想していますが、もうすでに上記のような【永田町大震災】に見舞われました。これ以上怖い地震が来ても東日本の方々は驚くことはないでしょう。

■2011年3月13日 22:23分

  ただ今、やっとのことで玉川村役場総務課に電話が繋がりました。

現時点において玉川村における【ケガ人】【死亡者】【行方不明者】の報告は無いとのことでした。

ご安心願います。

取り急ぎ。

※左サイドバーのブログⅡ(地震被災編)をクリック願います。

■2011年3月13日 21:13分

 小生が把握している現況報告です。

玉川村民の地震の影響によるケガ人・死亡者は現時点で聞いておりません。

また、ライフラインなども現時点で不自由を感じておりません。

ひとまずご安心願います。

 ただしながら建物・道路などの壊損はご承知おき願います。

 取り急ぎ。

※左サイドバーのブログⅡ(地震被災編)をクリック願います。

■2011年3月11日(金) 22:45

 午後2時46分、友人そして横浜から帰省していた息子(長男)とJA白河中島支所の米貯蔵庫にいました。「また地震か?」・・・余裕の独り言。  強烈な揺れに「これは今までと少し違う!」

 JA低温倉庫内のお米崩壊

お米低温倉庫Ⅱ.jpg

空調ダクト落下

ダクト崩壊Ⅱ.jpg

 家族(自宅)が心配、電話は不通、作業を中断して一路自宅へ。

県道141号線

県道143号線Ⅲ.jpg
県道143号線Ⅳ.jpg

 祈りながら帰りましたが 「やはり・・・」。

 土蔵(DOZOU)

土蔵Ⅲ.jpg

大矢石塀崩壊

大矢石塀Ⅱ.jpg

 住居は? やはり・・・

五重塔と棟瓦崩壊

五重塔と棟瓦崩壊Ⅱ.jpg

次男と片付け

次男と後片付けⅡ.jpg

 墓は? やはり・・・

墓石Ⅰ

墓石Ⅲ.jpg

墓石Ⅱ

墓石Ⅴ.jpg

 余震が続いている中、更新しています。

全貌が見えてきましたらコメント致します。取り急ぎ!

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