食味計について
2021,11,29 18:25
【美味しいお米が出来ました】と、どうやってお客様に伝えるか?これが昔からのお米業界の大きな課題でした。
そこで作られたのが「食味計」です。販売したい側ではお客様が食べる前に、そして購入する前に「食味度」を計れる機械が出来てアピールがしやすくなりました。
「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で導入されて以降、そこで出される数値は侮れないものになってきてます。
4つと少ない項目で判断する事やミネラル含有が加味されないなど未だ賛否があるのは事実ですが・・・。
本日、我が村役場に出向いたら食味計が設置されていました。コメ余り、そして米価暴落の昨今、稲作農家も行政も「量より質」特に食味には重点を置かざるえなくなってきてることが伺えます。
小生はこの機器を絶対とは思っていませんが20年前より一つの指標として測定はしておりました。今季(2021年)の当農園の食味値は87ptと落とした結果となりました。ただかろうじて85ptをクリアして【極上米】を返上せずに済んだのは救いです。
今は「お客様の期待に添えなかった」と恥じているところです。