2012年6月12日 8:47
昨日で原発事故から1年と3か月目を迎えました。
その様な日に福島地方紙のトップ紙面は暗いニュースで埋め尽くされていました。【新聞とは暗いもの、ネガティブな読み物】と改めて思いました。
■原発事故で三春町に避難していた葛尾村民を乗せたワゴン車が大型トレーラーと正面衝突(右写真)、5人が亡くなりました。眼科医院への通院途中の事故だとのこと。負の連鎖!神はいないのか?
■避難区域に指定されている11市町村で【2万8000人-5年後も避難必要】との記事。これは除染しない場合の政府シミュレーションで、年間被ばく線量20ミリシーベルトを上回ったまま帰還出来ないとのこと。
野田総理!「ふくしま県人」を助けてください。
■またこの日、避難住民の70%以上が【4回以上の避難】を繰り返したというアンケート調査が出ました。6回以上は32%!
私がその立場だったら気が狂っているのかもしれません。
■いま、菅前首相が国会の事故調査委員会で「過剰介入で現場に混乱を招いた」と叩かれています。これも悲しい記事です。東電や原子力安全・保安院も組織として機能していなかった当時、だれが事故収束の道筋を付けたのか?国会議員・・・?野党議員・・・?、ただただ批判ばかりしていた当時を思い出します。