村で一番早い代掻き
2020,04,11 23:03 フォトはクリックで拡大
●3/28;村で一番早い代掻きを始めました。目的はただ一つ、雑草を退治してお米の収穫量を確保することです。走行は低速で、そしてロータリーの回転は高速で行い泥と種子を分離させて浮かすのです。
田んぼ近くのご夫婦が「ついに気が狂ったか!」と建物に身を隠して覗いています。
●当然のことですが種子も浮くのですがワラも浮いてきます。退治したい種子は主にコナギです。
●種子の直径が1.0mm〜1.5mmですので目の細かい網にてすくいあげます。春先は風が強く、波にもまれてワラとコナギ種子が畦畔に寄ってきますので意外とラクチンでした。
でも、このすくいあげ作業を何百回も繰り返すのですから腕も悲鳴を上げてきます。
●4/3から二次代掻きを開始、同じ作業を繰り返します。この作業がとても大事な作業であり、種が無ければ雑草も生えてこないのです。
■田んぼ内に残る種子は1ヵ月後、気温上昇と共に発芽してきます。その雑草は三次代掻きで土中に埋め込み退治します。この様なことで有機栽培は手間が掛かるのです。
●かたや特別栽培田では畔塗り作業を始めました。農閑期にあぜ切りを行っていましたので直線性が高く非常に気分が良いです。
●築130年の自宅、居間が陥没、改造に踏み切りました。東日本大震災で少し西側に傾いている自宅。大工棟梁に言わせると「新築より手間がかかって面倒」との弁です。
●隣家との境のヒバを伐採して紅かなめ(レッドロビン)を植樹しました。長いことヒバの手入れを怠っていたことで大きくはみ出して迷惑を掛けていたのです。
●2月16日から始めた育苗プールが完成しました。経費削減の為に昨年のブルーシート使用しています。水漏れが心配ですので投水して確認(検査)しました。まさに正解!4分割の1か所で漏水を見つけました。
これからシートを乾かして修理を行うのですが・・・今は「慎重を期して本当に良かった」と思っています。