あ〜地震は痛い!
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2021年2月15日 16:45
2月13日 24;08 布団の中で熟睡中の地震。久しぶりに大きいのが来ましたので3,11東日本大震災が脳裏をかすめました。起きて各室内を見渡し、そして庭の様子(瓦落下など)を確認。さほどの影響がみられませんでしたので・・・また布団の中へ。
翌朝、近所のご主人から電話が入りまして「散歩中なのだが作業倉庫の窓が数か所開いており、農機具が横転している」とのこと。
早速直行、農機具などが転がっていることには驚きませんでしたが、中に入ってみて愕然としました。
色彩選別前の積み上げた米俵がメチャメチャに崩れ落ちてお米が散乱しています。播種機や計量器も横倒し、一番悲しかったのが購入してまだ数年の色彩選別機が倒伏していることでした。
すぐさま、息子達に電話。呼び寄せて農機具類を立て起こしましたが損傷がひどく稼働出来る状態にはありません。真っ先に脳裏に浮かんだのは「保険未加入の修理費用」です。まだ色選作業が完了していませんのでお客様に迷惑を掛けてしまいます。
虚脱感の中、二階に上がってさらに脱力。内壁(不燃性石膏ボード)が8割方崩れ落ちていました(ちなみに1階外壁はブロック積み上げ)。10年前の大震災で大きなダメージを受けていましたので十分考えられることですが・・・当時作った大工さんはなぜこの重い材料を選定したのか?恨みが湧いてきます。
窓が開いていたのは激しく揺られてサッシのストーパーが粉砕していたからです。屋根瓦が散乱し、外壁トタンの留め具(釘・ネジ)が飛び散りメクレあがっています。
息子達と壁材の撤去作業や掃除に終日対応、本日が大雨予想でしたので取り急ぎ外周トタン張りを優先しました。
お米販売は利益がありません。これからの「余計な支出」を考えますと本当に痛く、元気も無くなりますが、「水害よりはまだ救わる!」と自分に言い聞かせているところです。