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東日本大震災から6年目

2017,3,11 9:03

 早いもので【東日本大震災】発災から6年目となります。

当時、JA白河中島支所で玄米の色彩選別作業をしていました。後で知るのですが、その揺れは3分以上続いたそうです。鉄骨造建物から表に逃げると近隣木造民家屋根からのおびただしい瓦の落下を目の当たりにしました。

そこで「ただの地震では無い」ことを悟るのです。帰宅時の舗装道路は縦に裂けるやら陥没してるやらで、どうにか迂回しながら自宅に戻りました。

その距離たった15kmですが家族の安否・自宅の損壊など考えあぐね非常に遠く感じたものです。いまでも記憶は鮮明、人は命に迫る危険を感じたことはいつまでも覚えているのでしょう。

 その後、徐々に被災全貌がマスコミで取り上げられ、小生が受けた被災などかわいいものと知らされます。沿岸部では多数の溺死者が出ていたのです。いまでも行方不明の方が・・・。そして当該地域からは「地震・津波による損壊」「原発事故による避難指示」により着の身着のままでの大移動(避難)が始まっていたのです。

【私にも何かできないか?】

 当時、我が石川郡内ではお隣の平田村がいち早く避難者を受け入れていました。「そこにお米を送ろう」と考えたわけですが相手は丁寧に断りを入れてきました。「玉川村での受入れ者へ」という返事。

受け入れに消極的だった当村への嫌味でしょうか?はたまたすぐ調理できる白米仕立てが希望だったのか?

ただ、内陸部といえども被災後の諸問題を抱えている中、早急に受け入れた平田村の寛容さには驚いた次第です。

 さて、6年の時を経た今でも約80,000人が県内外で避難生活を強いられています。転居回数も5・6回は良いほうで10回以上の方々も相当数。避難指示解除と言われてもふくしま県の人口流出は避けらそうもありません。

避難した方々の苦しみを知る由もありませんが精神的な苦痛、しまいどころのない涙、そして肩身の狭さ、プライバシー無き生活は生き地獄であったあろうと想像がつきます。

その中で一番心配したのは感受性の強い子供たちのこと。避難先では部屋も無く勉強どころではなかったでしょう。まして見ず知らずの土地での学校生活はいかばかりか?と考えます。

 ここにきて、原発事故で避難した子供達へのいじめが相次いでいることに心が痛みます。6年もの時間が経っているのですから長い期間耐えていたことが伺えます。その上に耳を疑う金銭恐喝もあり怒りが込み上げてきます。

小・中学生に賠償金など知る由もなく大人の責任も見過ごすわけにはいきません。これも氷山の一角なのでしょうが好きで転居している訳ではないのですから暖かく見守ってほしいものです。同じ日本人なのですから。

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