三陸復興視察の旅
2015,05,07 22:29
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■G・Wである5月5日より6日にかけ一泊にて岩手県南三陸地方を訪ねてきました。
東日本大震災時、津波による人的被害は福島県よりお隣の宮城県・岩手県の方がはるかに大きなものであったことは知っていました。そしてその後「あまちゃんブーム」もあり以前よりこの三陸地方が気になっていました。
今回、友人3人で一ノ関から陸前高田市・大船戸市・釜石市などの被害の大きかった沿岸部を巡り、その復興状況をこの目で視察してきました。
人的被害者数の圧倒的に多かった町は宮城県石巻市です。しかしながら人口比率で見た時の「大槌町」「陸前高田市」など岩手県沿岸部三陸市町の被害はその数倍とのことだそうです。
■「奇跡の一本松」や「三陸鉄道南リアス線」などに接して、心の痛む思いでした。 復興に向けてビックリするほど大がかりな工事が行われていたことが今も深く印象に残っております。
■5月5日の夜は釜石市鵜住居町の【民宿前川殿】に泊まらせて戴きました。 旧施設は集落共に津浪で流され、大槌湾が一望できる高台に昨年新築されたとのお話を女将さんから伺いました。
■愛嬌たっぷりの女将さんでしたが話しているうちに「長女を津波で亡くされた」というお話を聞いてからは目を見て話せませんでした。 【釜石市の復興はまだ2割程度だと思います】旦那様が目を細めて話しておられました。
■その夜の「夕げ」には一同ビックリ。宿泊料金に似合わぬ料理が次々と運び込まれます。新鮮な「カツオのたたき」から始まり「ホタテの刺身」「真マスの焼物」「初摘みワカメ」「春野菜のてんぷら」などなど・・・etc。その後まだまだと言わんばかりに「巨大な網焼きホタテ」ダメ出しで「殻付きウニ」など・・・ただただ恐縮の一言。
「残しては失礼!」と一生懸命に食べ尽くしました。そのためお酒を思う存分飲めなかったのは心残り。
■翌日、釜石駅前からレンタカーを借りて「鉄の記念館」や「遠野ふるさと村」などのんびりと巡ってきました。
岩手県沿岸地方の復興促進と三陸にお住いの皆々様のご多幸を陰ながら祈らずにはおられません。
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