原発避難者自殺訴訟について
2014年8月29日 23:27
東日本大震災発生以降、震災関連自殺者数が130人を超えました。なかでも原発事故を抱えた福島県は年々増え続けています(56人)。
十分考えられたことですが、小生が当時思った通りに増え続けていることに「内心ゾッと」しています。
先日、川俣町山木屋地区の主婦の自殺をめぐり、東電に賠償を命ずる判決が福島地裁にて言い渡されました。
【自殺と原発事故は因果関係がある】
東電の賠償責任について踏み込んだ判断を示した福島地裁の判決!これは画期的な先例になると思います。
それは原発事故にまつわる東電の責任や過失を問う裁判が山ほどあるからです。
この遺族(特にご主人)の強い信念には敬意を表したい。2人のご子息なども職場では「かなりつらい思い」をしたとのことをお聞きします(現在は退社)。長い孤立と闘った【遺族の勝利】に乾杯です。
【東京電力は控訴をせず、これ以上避難者を苦しませないでほしい】 避難者ではない私の望みです。